モンゴル人の性格って?

こんにちは、Nomadic Soulの與古田です。

これまでのブログ記事では、モンゴル遊牧民の独特の文化や習慣についてお話ししてきましたが、そもそもモンゴル人ってどういう性格なのでしょうか?

じアジア人だし、見た目は日本人とさほど違いはないけど… テレビやメディアで見る有名なモンゴル人と言えば、朝青龍や白鵬といった相撲界の力士くらい。

うーん…あとは歴史の授業で学んだ、モンゴル高原を統一して帝国を建国したチンギスハーンくらいでしょうか?

日本国内ではなかなかモンゴル人と身近に接する機会が少ないため、あまりモンゴル人がどんな性格でどんな気質を持ち合わせているのかイメージが湧かないかと思います。 

今回の記事では、そんなモンゴル人の性格.気質について詳しくお話しして行こうかと思います。

 

モンゴル人の性格・気質の5つの特徴!

1. 血の気が多く荒々しい

モンゴルの人は、血の気が多く喧嘩っ早いとよく言われます。

好き嫌いがはっきりとしていて、自分が嫌な物は嫌だという主張が強いため、喧嘩に発展することも多いようです。

また、モンゴル人(特に男性) は、勝負が大好きで負けず嫌いなところがあり、野生的でワイルドです。加えて、かなり 頑固な上に、とにかく自分の非を認めたら負けという考えがあるために、絶対に謝らないとか。

一度喧嘩をすると、とことんやりあい、口喧嘩から殴り合いに発展することもしばしば。普段はのんびりで温厚だけど、勝負事や喧嘩になると豹変してしまうこともあるそうで、 勝負に勝つまで相手を最後まで叩き潰してしまう面も。

朝青龍や白鵬も、気性が荒いと言われることがありますが、モンゴル特有の男らしく荒々しい気質と負けずぎらいな性格は、格闘技や勝負事に向いているかもしれませんね。

気性が荒いと聞くと少々物騒な感じもしますが、一方モンゴル人は切り替えも早く、あまり引きずらない単純な性格なため、激しくやり合った後の仲直りも早いそうです。

喧嘩っ早く、絶対に謝らないが、その代わり長々と引きずって人を恨んだりしない、すっきりとした気質のモンゴル人です。

 

2. 愛想がなく人見知り?…でも親切!

基本的にモンゴル人は愛想があまり良くありません。

というか、日本人のような変な気遣いや建前、西洋人のようなオーバーなリアクションなどはありません。

「楽しくない時は笑わない、楽しい時は笑う」と自分の感情に正直に人と接するため、無駄に愛想を振りまいたりする人は少ない気がします。

また、結構人見知りでシャイなところもあるため、他の国の人と比べると、積極的に見知らぬ人に話しかけたり、気さくにたわいのない話をすることは少ないです。

口数も少なく表情に乏しいため、最初は「この人私に怒ってるのかな?」「私のこと嫌ってるのかな?」と思ってしまいそうになりますが、決してそんなことはありません。一度心を開いた相手や友人には、とても親切で愛情深く、良く話してくれます。

また、困っている人を見かけたら、全力で助けてくれる優しいモンゴル人も多いです。しかも助けた相手には見返りを求めず、恩を売らないとか。

恩は売りませんが、これまでお世話になった人や、大切に思った人に対しては、礼儀を尽くします。仲間から受けた恩はずっと覚えていて、全力でお返ししてくれるため、どんどん友情の絆は深くなっていきます。

このように、愛想がなく主張がはっきりしているため、勘違いされることもありますが、 中身は優しく愛情深いモンゴル人…いわゆるツンデレでしょうか。

普段あまり愛想がなく、険しく怖い顔をしているモンゴル人が、仲良くなってニコっと笑って心を開いてくれると、喜びも倍です…笑

 

3.  個人プレーが得意でチームプレーが苦手

モンゴル人は、個人プレーが得意でチームプレーが苦手だと言われています。

モンゴル人が過去にメダルをとったオリンピック競技も、ほとんど個人競技ばかりで、団体競技は極端に少ないようです。モンゴル人が得意としているレスリングや相撲も個人競技ですね。

日本では幼い頃から、「チームプレー、忍耐、規律、礼儀」など、社会で周りの人々とうまく共存していくために重要なことを学んでいきますが、モンゴルではあまりそういった教育はなく、協調性がある人が少ない気がします。

どうしてもアジアの国々では、農村共同体が強くて、集団主義的な考え方が強いため、協調性が重要視されます。

しかしモンゴルの人は古くから遊牧生活の文化なため、 家族、親戚以外の人と集団で密接に行動、生活することは少ないです。

また遊牧民の生活の中では、広い草原で今日会った人も、明日は会いません。無駄に取り繕ったり建前は必要なく、いかに正直に自分の意思を表示するのかが重要なため、個人主義的な考えかたが根付いたのではないでしょか。

協調性はあまりないかも知れませんが、周りに合わせるために無理に気を使ったり、自分の意見や感情を抑えることなく、はっきりと主張する姿からは学べることも多いかと思います。

同じアジア人でも集団主義の日本人と、全く正反対の個人主義のモンゴル人、とても興味深いですね。

 

4. 家族を大切にする

モンゴル人は一度心を開いた相手には愛情深いとう話をしましたが、血の繋がっている家族や親戚は別格に大切にします。

長く遊牧生活を送ってきた彼らにとって、血の繋がりはとても重要であり、一緒に共同生活を送る家族、親戚に対する仲間意識はかなり強いです。

そしてモンゴル人には基本的に助け合いの精神が根付いているため、家族、親族が困っている時は全力で助けます。 家族同士の絆が強く、お互いに信頼して助け合う素敵な文化です。

また、モンゴルでも年上の人を敬う文化があります。日本のように年功序列とまではいかないですが、年下は家庭の年長者に敬意を表し、年配の方が長い人生の中で培ってきた知恵を尊重し、大事にします。

そんな家族思いのモンゴル人ですが、その分家族との距離が近く、自分の思ったことを素直にはっきり主張する気質なため、家族喧嘩や夫婦喧嘩もかなり激しいです。

信頼関係がある時は、とても愛情を注いて大切にしてくれますが、一度その信頼が崩れてしまうと、歯止めが効かないほどの喧嘩に発展することも。

それが原因なのか?実は離婚率も世界7位!!!と意外と高いです…。

 

5. マイペースすぎる…?

モンゴル人はかなりマイペースでのんびりした性格です。 

海外の人はよく時間にルーズと聞きますが、他の国と比べてもモンゴル人のルーズさは別格で、 彼らの時間に対する感覚は私たち日本人の常識からかけ離れています

家族や友達との約束に数時間遅れたり、ドタキャンは日常茶飯事ですが、ビジネスの面でも結構ルーズな人が多いです。

モンゴル人は遊牧生活を送ってきた長い歴史があるため、協調性が低く、集団行動が苦手です。 農村共同体の集団主義を基本としている他のアジアの国々と比べると、個人主義のモンゴル人は、人に合わせて行動することは難しいのかも知れませんね。

また、遊牧生活では日々変動する厳しい自然の中で暮らしているため、常にその時の環境に合わせて行動しなければなりません。人に会う約束をしていても、天候が悪かったり、移動手段の馬のコンディションが悪かったりと、様々な理由で時間に遅れたり、ドタキャンになってしまうこともあります。

そんな「絶対」がない遊牧生活では、約束をあまり約束と思っていないところがあります。 慌てたり、急いだり、計画的に行動することは苦手かもしれませんが、モンゴル人は勝負事が好きで、やる時はやる民族です。大まかな方向性を決めて目標を設定すると、自分のペースで本領を発揮することができるかも!

モンゴル人と付き合っていく際には、あまり神経質にならずに「モンゴル時間」と割り切って、気長に待つ方が良いですね。

 

まとめ:

モンゴル人の性格、いかがでしたでしょうか…?

周りに合わせずに自分の意見をはっきりと言う直球型のコミュニケーションは、日本人とは正反対ですよね。

個人主義のモンゴル人の気質は、私たち日本人からしたら少しいい加減で自己中心的?!と思うこともあるかも知れませんが、接すれば接する程、どこか憎めなくて、だんだん好きになっていく…。

彼らの素直で正直な人との関わり方や、愛情深く、思いやりに溢れた気質を知っていくと、愛さずにはいられないモンゴル人なのです。