モンゴルで足を踏まれたら…?
こんにちは、Nomadic Soulの與古田です。
モンゴルでは遊牧文化特有の変わった風習や習慣が沢山ありますが、その中でも個人的に面白いと感じた習慣があったので、ご紹介したいと思います。
足を踏んでしまった時のマナー?
モンゴルでは歩いていて誰かの足を踏んでしまった時に握手をする習慣があるそうです。親しい友人同士だけではなく、全く知らない他人同士でも必ず握手を交わします。
これは、モンゴルでは「足を踏んだ相手とは将来敵同士になってしまう」という迷信が信じられていることから、握手をすることで「悪気はないです。ごめんなさい」と敵意がないこととを表しているとか。
モンゴルにはあまり言葉で謝る文化がないのですが、こうやって握手をすることで、謝罪の気持ちも表しているそうです。なんだか可愛らしい習慣ですよね。
また、歩いていて足を踏んでしまった時意外にも、机の下で不意に足が当たってしまったときや、軽く蹴ってしまったときなどにも、同じように握手をするそうです。
一説によると、伝統的にモンゴルの靴は馬具等の金物が多く付いていたため、足が当たるとかなり痛く、喧嘩に発展してしまうことも多かったのが始まりとも言われています。古くから馬に乗る遊牧民が多い、モンゴルならではの風習ですね。
もともとは迷信からきているこの風習ですが、本来の「将来敵同士になるのを避ける」という意味よりは、今では当たり前の礼儀、マナーとして握手をしているようです。
もし握手をしないと、「礼儀が悪い」「喧嘩を売っている」と思われてしまうことから、踏んだ方も踏まれた方も素早く手を差し出して、握手を交わします。
日本を訪れたモンゴル人が、誤って日本人の足を踏んでしまった時に反射的にに手を差し伸ばしてしまって、気まずい思いをすることも多いとか…。
それほど、この習慣はモンゴル人の体に染み付いている当たり前のマナーなんですね。
最近では、モンゴル人の男性が、街で好みのタイプの子を見かけた時に、ナンパ目的でわざと女性の足を踏んで会話に繋げることもあるそうです。なんという荒技でしょうか…笑
まとめ:
遊牧民が多いモンゴルならではの風習、 いかがでしたか?
急いで歩いている人も多い忙しい日本の都会では、誤って誰かの足を踏んでしまった時は、軽く「すみません…」と言ったり、少し頭を下げたりが基本だと思いますが、急いでいるのか何も言わずに去ってしまう人も結構いますよね。
モンゴルのように、見ず知らずの人でも握手を交わして悪意がないことを見せるのは、自分も相手も気持ちが良く、とても友好的で素敵な文化ですよね。
日本には見ず知らずの人と握手を交わす文化がないため、急に握手をされると戸惑ってしまいそうですが、もしモンゴルで足を踏まれて握手を求められても、驚いたり恥ずかしがらずに、手を差し出してくださいね!